っていうことならまた話は別なんでしょうけど、
今の僕はそういう状況ではないので・・・
「同性婚」と言われても
僕にはいまいちピンとこないというか、
同性婚というものに関して
自分と関連させてリアルな実感を持つことは
今の僕にはできていません。
なったらいいなぁとは思っていますし、
もし同性婚が可能になったらいつか自分もしてみたい、
とはなんとなく思っています。
地に足がついていないフワフワしたものです。
いつか本当に実現するだろうと前向きな気持ちではいますよ。
本当にリアルな実感を伴っているのかと問われると、
その問いに自信を持ってYESと答えることは難しいです。
(今の僕はシングルマンですからね)
自分にとって同性婚とどんなことで
一番深く関係していたかなと考えると、、、
一番リアリティーがあるのかと考えると、、、
と思いました。
ようやく自分がゲイだと受け入れた(完全に認めた)とき、
自分はゲイだから結婚できないし子どもを持つことも
できないと考えて絶望的な気持ちになったことがありました。
ゲイである僕は結婚も出来ず子どもも持つことができないのだ、
と自分の将来を悲観的に考えて、絶望的な気持ちになったわけです。
でも結婚できるなら、まあいいか」
とか
「結婚して子どもも持てるなら、まあゲイでもよしとするか」
くらいには思えただろうなと思うんです。
また自分の将来をそこまで悲観的には考えなかった、
と思うのです。
受け入れる(完全に認める)のに時間がかかるわけではないとは思います。
ですが、自分のセクシャリティーに悩んだり苦しんだりする人が
一定の割合で、いると思うのです。
僕はどっちかと言えば後者のタイプでした。
そんな僕からすると、
これから生まれてくる未来のゲイやレズビアンの少年少女たちにとって
ものすごい朗報だろうな、って思うんです。
将来彼らが自分はゲイ・レズビアンなんだと気付くとき、
ゲイでもレズビアンでも結婚して子どもを持つこともできるからまあいいか、
と思えるかもしれないなと思うのです。
これはニックさんが家族にゲイだとカミングアウトした時の
ことなどを話している「カミングアウト・ストーリー」です。
ニックさんはこの動画の中で、
「僕は将来結婚して子どもを持ち、アメリカンドリームを生きていきます」
と明るく話しています。
(5分29秒あたり)
そういう世の中になれば、自分がゲイ(LGBT)だというだけで
悲観的な将来像を思い描いてしまう少年少女が減る。
そう思いませんか?
同性婚が認められない社会から、認められる社会に変化していく。
それは、これから生まれて未来を生きていくゲイ・レズビアン(LGBT)
の少年少女たちに、同性婚が認められる社会を用意しておいてあげる
ってことでもあると思いますし、
僕らが未来のゲイ・レズビアン(LGBT)の少年少女たちに
時を超えてすごく大きなプレゼントをあげる
ってことでもあると思うんです。
時を超えたプレゼント。
そんな素敵なプレゼントをあげてみたい、と僕は思っています。
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