2012年1月12日木曜日

彼氏を作る方法・・・♪

僕は趣味でYouTubeに公開されている色んな動画に日本語字幕を付けています。
(「趣味で」ってのはどういうことなのか。それについてもいつかブログに書けたらいいなと思っていますが、それはまた今度)

色んな動画と言っても、基本的に、ゲイ関係の動画です。
ゲイ関係といっても、僕が今までアップしてきたのは、カミングアウト・ストーリーとイット・ゲッツ・ベターのメッセージがほとんどでした。
(動画はここで見れます:http://www.youtube.com/user/ItGetsBetterJapan

ですが最近、いつもとはちょっと違う動画(日本語字幕付)をアップしました。
ニューヨークに住んでいるデイビー・ウェイビーさんが、どうやったら彼氏を作れるかについて話している動画です。

デイビーさんはゲイ男性です。
すごくたくさんの動画をYouTubeに公開している人です。
ほぼ全ての動画で、上半身裸で登場してます。
なぜ上半身裸なのかについての動画も公開していたように思います。
お母さんと一緒に出ている動画や、街中を歩いて人々にインタビューしている動画ではさすがに裸ではなかったです。
そんなお茶目?なデイビーさんが、どうすれば彼氏を作れるかについて話しています。

彼氏を作る一番の方法は・・・
彼氏はいらないと思うことだそうです!

なんて破壊的な答えなのでしょうか。笑

あと、一人でいる時間は、自分自身とデートしている時間だと思えばいいそうです!
人は、好きな人と一緒にいる時には、好きな人が楽しめるように色々と優しくしてあげたりすると思います。
そんな感じで、一人でいる時、つまり自分自身と一緒にいる時は、自分自身が楽しめるように自分自身に対して色々と優しくしてあげればいい、そうすれば彼氏が出来る!とのことです。

恋愛テクニックとかそういうことではなくて、もっといいことを言っていると思います。
仏教というか、東洋的な考え方にも通じるところがあるとか思ったんですが、どうしょうか。
詳細は、この動画を見てください。

もしよければ皆さんがどう思われたか、コメントを書いてくださると嬉しいです。



もしスマートフォンからこのブログを見ている方で上の動画の日本語字幕が小さすぎて見えない方がいましたら、YouTubeで「彼氏 デイビー」と検索してみてください。「彼氏を作る方法 (NY在住のゲイ男性デイビーさんの動画) 日本語字幕付き」という動画が出てくると思いますので、それがこの動画です。


2012年1月2日月曜日

Glee鑑賞はカミングアウトの下ごしらえになるのか!?

明けましておめでとうございます。

去年はYouTubeにカミングアウト・ストーリやIt Gets Betterメッセージの日本語字幕版を30本以上アップすることができました。
見てくださった方々、本当にありがとうございます。
今年も少しずつやっていきたいと思います。

個人的には、去年はLady Gagaの歌(と友人とのメールや会話)に励まされることが多い年でした。

ところで、Lady Gagaが出演した年末の紅白歌合戦での日本語字幕が「???」な内容だったのは、ちょっと残念でしたね。
今ツイッターなどを見たら、僕と同様に「???」と思われた方が多かったようですね。
中には「NHKは、けしからん」といった趣旨のことをネットに書いている方もいたようです。

ここでちょっと話題を変えて、アメリカのTVドラマ「Glee」の話をします!

今日、実家で、親と一緒に、Gleeのシーズン1のDVDを見ました。
見たのは、Lady Gagaの曲を歌うエピソードです。
そのエピソードには・・・
カート君(ゲイの男子高校生)が、思いを寄せているフィン君(ヘテロセクシャルの男子高校生)から「(部屋の内装が)オカマっぽくて嫌だ、俺はオカマなんかじゃない!」と罵声を浴びせられる場面がありました。
(ちなみにカート君は、以前のエピソードで、すでに父親にはゲイだとカミングアウトしています)。
その場面の続きは、オカマっぽさをバカにされている瞬間をカート君の父親が目撃し、カート君のことを父親がかばう、といったものでした。

この一連の場面になるまでは、僕は親に、様々な登場人物について色々と説明しながら、DVDを見ていました。
「この女の子は歌がメチャクチャうまいんだけど性格が最悪な子だよ」
「この男の子は他の高校の生徒だったんだけど最近引っ越してきたんだ」
「この女の先生はチアリーダー部のコーチでグリー・クラブをつぶそうとしているんだよ」
など、とね。

だけど、ゲイのカート君が出てきたとき、僕は親に、
「この男の子はゲイで、以前のエピソードで父親にカミングアウトしたんだよ」
「この男の子はフィン君のことが好きなんだ」
などと説明することはできなかったです。

僕は兄には自分がゲイだとカミングアウトしていますが、親にはしていません。
自分が親にゲイだとカミングアウトしていないのに・・・
親は親で、35才の僕には結婚の話を全く振ってこないのに・・・
そんな自分が「この子はゲイで、フィン君のことが好きでね」などとペラペラと親に話せる訳がなかったんです。

なので、ゲイのカート君とヘテロセクシャルのフィン君とカート君の父親が出てくるシーンでは、僕は親と一緒に黙ってDVDを見ていました。
若干、気まずかったです(笑)
この場面のあるエピソードをわざと選んで見たわけではなくて、たまたま親と一緒にまだ見ていなかったエピソードを見ていたら、こんなふうにゲイのことを描いた内容のエピソードだった、という感じなので・・

ちなみに、僕が兄にカミングアウトしたとき、兄からは「10%くらいはそうかなあと思っていた」と言われたんです。
だから、将来もしも僕が親にカミングアウトすることになるのだとしたら、、、
何の下ごしらえもせずにいきなりゲイだと言ってびっくりさせるよりも、僕がゲイだとわかるようなヒントのようなものを今から少しずつ示していっておく方が、親としてはカムアウトされた時のショックが少なくて済むかもしれないな、と思うのです。
そして、今日のGleeのDVD鑑賞が、そのヒントの一つになったかなあ、などとも思うのです。

今日は、そんな元旦でした。。。
皆さんの元旦はいかがでしたか?

最後に今日は、僕がYouTubeに様々な動画の日本語字幕版をアップするきっかけになった人の動画を紹介します。
サンフランシスコ郊外に済んでいるブライアンさん(ゲイ男性)の動画です。
ブライアンさんがゲイだとカミングアウトした時の話をしている動画(日本語字幕版)です。
まだご覧になっていない方は、お時間のある時に是非みてください。


ちなみにこのブライアンさんは、ジェイさん(ゲイ男性)と結婚し、2人の子ども(養子)を育てています。
ゲイの父親が2人いる、4人家族です。
その4人家族は、YouTubeで様々な動画を公開しています。
上のリンクから、結婚して子どもを育てているゲイ男性のカップルおよび家族の日常を動画で見ることができます。
そういう人たちがアメリカとかヨーロッパにいるということはニュースなどの活字では知っていましたが、実際に顔を出してアップされている動画をみると、本当にそういう人たちがこの地球上で暮らしているのだ!と強く実感することができると思いますよ。
(YouTubeの力は偉大だと思います。笑)