2012年4月12日木曜日

子育てをするゲイ・レズビアン ~ゲイ・カップルに育てられた青年のスピーチ~

今日は、ネット上で知り合ったwednesdayさんが
日本語訳を作ってくださった動画その3について、書いていきます。

突然ですが、この世界にはゲイのカップルに育てられた人が本当にいるんですね~!
(英語だと、レズビアンのことを「ゲイ」と言うこともあるようなので、ここではレズビアンも含めて「ゲイ」と書いています)

僕はゲイ男性ですが、最近、感じていることがあります。

それは・・・

あと20年~30年後くらいにはこの日本でもゲイ同士で結婚できるようになる。
結婚は無理でも子どもを育てるゲイ・カップルが増える。
そしてそういう人たちがいるということが認識されていく。

ということです。

だから、僕は55才くらいになったら結婚するというオプションが手に入るだろう。
そんなふうに考えています。

だけど、今はまだ日本では無理でしょう。
ゲイのカップルが子どもを育てるなんて全然考えられない。
そう思っていました。

しかし!

日本にも、5人の子どもを育てたレズビアンのカップルいるんです!
その家族については、NHKの「ハートをつなごう」という番組で放送されていました。

この番組を見て、すごく驚きました。
30年前から日本でゲイのカップルが子育てをしていたんです!
アメリカとかヨーロッパとかにはそういう人たちがいるとは知っていたのですが、
まさか、この日本にもいたとは・・・
本当にビックリでした。

世界を見渡せば、きっと、そういうゲイ・カップルはたくさんいるんだと思います。

そこで今回は、レズビアンのカップルに育てられた青年ザック・ウォルス氏
スピーチの動画(日本語字幕付)を紹介します。

これは、家族についてのスピーチです。

去年、アメリカのアイオワ州で、同性愛者のパートナーシップ制度を廃止するという
提案がなされており、この提案に反対するためのスピーチです。

この動画がYouTubeにアップされると、たちまち評判となり、
ザック・ウォルス氏(現在20才か21才)はとても有名になったそうです。

両親の性的指向は、子どもの人格には全く影響を及ぼさない。
家族のきずなは、政府によって祝福されることで強くなるのではない。
家族のきずなは、一緒に楽しい時を過ごすために、つらい時を共に乗り越えていこうとする意思によって作られる、それこそが家族というものである。

といったスピーチです。

僕は、wednesdayさんが日本語訳を作って僕に連絡してくださったので、
このスピーチのことを知ることができました。
wednesdayさん、どうもありがとうございます。

では、動画を見る前に、wednesdayさんからのメッセージもお読みください。
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 同性愛結婚が法律で認められていないアイオワ州で
 Zach Wahlsという19歳の青年が州議会で発言した事が
 youtubeで有名になり、
 後にメディアに注目されるようになりました。
 数分の動画の中に詰め込まれた言葉に心を動かされ、
 日本でも多くの人に観て欲しい動画だと思ったので
 翻訳をしました。
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1 件のコメント:

  1. こういった地道な活動の積み重ねで住み良い社会が実現して行くのかもしれない。30年前は同性愛者だけの国を作らなければならないなんて意見もありました。でもそうじゃなくゲイもストレートもお互いを認めあって社会を成熟させてゆく、そんな思いを抱きました。

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